学校の図書室の「本屋大賞コーナー」で気になって読んだ一冊です。
この本は、本屋大賞ということなので、まずは簡単に本屋大賞について紹介します!
本屋大賞とは、全国の書店で働く書店員さんが過去1年間、書店員さん自身が読んで「面白かった!」「ぜひ薦めたい!」「自分の店で売りたい!」と思った本を選んで投票することによって決まる賞のことです。
日々本に関わっている書店員さんの投票だけで決定する賞なので、選ばれた本はどれも面白い!
本屋大賞にはいろいろな部門があるらしいので、気になる方はぜひ調べてみてください!
ミステリー好きの人はぜひ読んで!
では、本題にうつりましょう!!
改めて今日のおすすめはこの1冊!
『謎解きはディナーのあとで』(東川篤哉,小学館,2010年)
2011年の本屋大賞にも選ばれた大人気ユーモアミステリーです。
初めて読んでから1年ほど経っていますが、この間に私が読んだ中では読みやすいミステリーリストの上位3位に入る小説です。
あらすじ
東京都国立市が舞台。
国立署の新米刑事、宝生麗子(ほうしょうれいこ)は、実は世界的に有名な「宝生グループ」の令嬢。
職場ではお嬢様ということを隠し、日々起きる事件に奮闘中である。
大豪邸に帰ると地味なパンツスーツを脱ぎ捨てドレスに着替えてディナーを楽しむ麗子だが、難解な事件に遭遇するたび、その一部始終を聞かせるのは執事、影山。
「失礼しながらお嬢様…お嬢様の目は節穴でございますか?」
「… クビよ! クビ! 絶対クビ―!」
麗子は叫ぶが今日も影山の推理は冴えわたる!
この本のおすすめポイント
この本のおすすめポイントは、なんと言っても登場人物のキャラが濃いこと。
ミステリーですが、登場人物たちのコミカルなやりとりが面白いのでサクサク読めてしまいます。
しかも短編集なので、長くて複雑な文が苦手という方でも大丈夫!
もちろんミステリーの醍醐味である「謎解き」も簡単すぎず難しすぎずでいい感じです。
個人的には、ミステリー × お嬢様の設定と麗子と影山のコンビに夢中になりました!
調べてみると、まだ読んだことのない関連本(スピンオフ?)もあって、さっそく読みたくなってきました…。
でも、スピンオフの本を読む前に、もう1度ゆっくり読み返すのもいいな…。
皆さんも、ぜひ、ご一読ください!
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