今日のおすすめはこの1冊!
『優しい死神の飼い方』(知念実希人,光文社,2013年)
知念実希人さんは、私の好きな作家さんの一人です。
知念実希人さんは、沖縄生まれ。小説家であり、お医者さんでもあります。
自身がお医者さんということで、病院や医療に関する本で知られています。
テレビドラマ化された本もあります!
『神酒クリニックで乾杯を』『祈りのカルテ』『となりのナースエイド』などです。
皆さんの知っているドラマはありましたか?
私は祈りのカルテを見ていました。
このブログが知念実希人さんの作品を少しでも知ってみたいと思うきっかけになれば幸いです。
では、『優しい死神の飼い方』のあらすじを紹介します。
あらすじ
犬の姿を借り、地上のホスピスに派遣された「死神」のレオ。
死に直面する人間を未練から救うため、患者たちの過去の謎を解き明かしていくレオ。
しかし、彼の行動は、現在のホスピスに思わぬ危機を引き起こしていた ― 。
この本のおすすめポイント
この本を一言でまとめるなら「ハートフルミステリー」!!
とにかくレオ(死神)の奮闘と人間との交流に心温まります。
では、ここから私、優の個人的な感想やこの本の魅力を語っていきます!!
物語の視点が楽しい!
この本は、一人称小説といって、語り手自身が主人公であり、主人公の視点から物語が進展していきます。
このように形式から物語を読み解いてみるのも面白いですね~。
主人公レオの性格が好き!
私のこの本の一推しポイントは、何と言ってもレオの性格!
レオの少し古めかしい言い方と人間界のことを知らない様子と、天然っぽさが見事にマッチしてるんです!
そして、これをレオの視点から見られるのが楽しい!
それと、レオがたまに見せる頼もしい姿といろいろなことを見透かしている姿のギャップもとてもいいんです。
まとめ
ラストには事件が起きたり…。
笑いあり、感動ありの素敵なお話です。
ぜひ、みなさんに読んでほしい本です。
そして、この本には続編があるんです!
この本の双子作である『黒猫の小夜曲』。
2022年に発売された『死神と天使の円舞曲』。
こちらの本の紹介もしていきますね!
ぜひご覧ください。
以上、今日のおすすめは『優しい死神の飼い方』でした。
気になった方は、ぜひ手に取ってみてください!
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